サラ金の返済額を抑える方法とは?

返済

サラ金の返済額を抑えるにはいくつか方法があるのをご存知でしょうか?サラ金は返済方法によって利息の額が異なるため、返済額を最小限にする方法があるのです。今回はサラ金の返済額を抑えるために利息の仕組みと返済方法をご紹介します。


サラ金の利息とは?

サラ金の返済額を抑える上で欠かせないのは、利息の計算をすること。利息とは、サラ金からお金を借り入れる際に発生するレンタル料のようなものです。この利息は借り入れ金額によって変わりますが、事前に計算することができるのをご存知でしょうか?

利息と金利の関係

借り入れを行いたい金融機関のサイトにアクセスすると、必ず金利が確認できます。初めて借り入れを行いたい場合は上限金利が適応されると思ってください。この金利は実質年利とも言い換えることができ、1年間の借り入れ額の金利分の割合が利息として発生することを表しています。少々複雑に感じるかもしれませんが、金利が高ければ高いほど利息も高くなる仕組みになっているのです。最初は上限金利が適応させるので、銀行カードローンであれば10~15%程度、消費者金融であれば18%前後が適応されます。

利息の計算方法

利息は、金利と借り入れ金額が把握できれば計算することができます。

利息=借り入れ金額×年利÷365×30

上記の計算式に該当する数値を当てはめるだけで、1か月に支払う利息を計算することができるのです。例えば、金利18%の消費者金融A社から10万円を借り入れるとします。その場合、「10×0.18÷365×30」で1,479円の利息が1か月で発生することが分かります。つまり利息と元金を合わせた返済額は101,479円になるということです。

利息は毎月変わる

では、翌月も1,479円の利息がかかるのでしょうか?実は利息は毎月変化します。計算式を見ればお分かりいただけるように返済していけばいくほど、利息は減っていくのです。
例えば、金利18%の消費者金融A社から10万円借り入れを行い、初回月に5万円返済したとします。その場合2か月目の借り入れ残高は「101,479円-50,000円」で、51,479円です。この場合の利息を計算してみると、「51,479×0.18÷365×30」で780円であることが分かります。返済額が2分の1になると利息もだいたい2分の1になりますね。


返済額を抑えるサラ金の利用方法

利息の計算方法がお分かりいただけたところで、続いてはサラ金の返済額を最小限に抑える方法をご紹介します。

借り入れ金額は最小限にする

まずは借り入れ金額を最小限にすることです。先ほどの計算式で、借り入れが低ければ低いほど利息の額も低くなることがお分かりいただけたと思います。それと同様、初回の借り入れ金額が低ければ低いほど利息も低くなるため、返済額を抑えて借り入れることができるのです。初回の借り入れは最も高い金利が適用されるため、できるだけ最小限の額を借り入れて、利用限度額の枠を広げていくことをおすすめします。利用限度額が高くなればなるほど金利も低くなり、高額を借りても低金利で借り入れ可能になります。利用限度額を上げるためには、定期的な借り入れと返済実績が必要です。そのため、最初は必要最低限の額でコツコツと返済実績を作ることも返済額を低くする1つの手です。

短期間で返済する

返済額を低くするもう1つの借り入れ方法は、短期間で返済することです。利息は毎月の返済で必ず支払うもの。つまり返済期間を短くすれば、利息を支払う回数も減るのです。しかし、短期間で返済するには、先ほど説明したように最小限に額で借り入れをすることが大切です。返済期間を短くしようと、無理に月々の返済額を設定してしまえば返済不能に陥りかねません。ご自身の現在の収入に見合う月々の返済プランを立てることが何よりも重要なのです。


サラ金はどのように返済できるの?

サラ金の返済にはいくつか方法があります。しかし返済額を抑えるためには、返済方法にもポイントがあるのです。

提携ATMから返済

提携ATMとは他社金融機関やコンビニATMでも借り入れ・返済ができることを指します。コンビニなどは日本全国あり、便利なサービスだと考える方もいるかと思いますが、この便利なサービスの裏には落とし穴があるのです。それは毎回利用するごとに手数料がかかること。手数料は1万円以下の借り入れ・返済であれば108円、1万円以上の借り入れ・返済であれば216円が1回の利用でかかります。この方法で毎回返済を行っていれば、どうなるかお分かりいただけますね?

手数料無料の返済方法とは?

手数料がかからない返済方法には、店頭窓口、自動契約機、インターネット、口座振替などがいくつか挙げられます。返済は定期的に行わなければならないもの。少しでも返済額を抑えることのできる返済方法を選んで、キャッシング業者を賢く利用しましょう。